Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

NEC製RAID管理ツールに外部から制御される脆弱性 - アップデートが公開

NECのRAIDコントローラ管理ツール「Universal RAID Utility」にアクセス制御の脆弱性が含まれていることがわかった。

脆弱性情報サイトであるJVNによれば、今回見つかった脆弱性「CVE-2013-0706」を悪用された場合、同製品で管理しているハードディスクを、遠隔から第三者によって不正に操作されるおそれがあるという。

脆弱性は、「同1.40」「同2.31」「同2.5」に含まれており、以前のバージョンも影響を受ける。NECでは、脆弱性を修正したアップデートを提供している。

今回の脆弱性は、さくらインターネットが情報処理推進機構(IPA)へ報告。JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。

(Security NEXT - 2013/02/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「PuTTY」に脆弱性、「WinSCP」「FileZilla」なども影響 - 対象の旧鍵ペアは無効化を
Ivanti製モバイル管理製品「Avalanche」に深刻な脆弱性 - 一部PoCが公開済み
サードパーティ製ソフトに起因する脆弱性7件を修正 - Atlassian
「MS Edge 124」がリリース、脆弱性17件を修正
「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
「PAN-OS」脆弱性の詳細や悪用コードが公開済み - 攻撃拡大のおそれ