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日立、誤差生じる生体情報を「秘密鍵」に利用できる技術を開発

日立製作所は、従来利用が難しかった生体情報を「秘密鍵」として利用できる電子署名技術をあらたに開発した。

環境に応じて誤差が生じることから、従来より生体情報を「秘密鍵」に用いることが難しかったが、誤差を許容したまま署名を作成する技術と、署名の検証時に「秘密鍵」を秘匿したまま、誤差を訂正できる技術を今回あらたに開発したもの。

同技術により、ICカードなど外部へ秘密鍵を保存したり、パスワードを使用せず、指の静脈パターンなどを電子署名の秘密鍵として利用し、PKIを実現できるとしている。

今回の技術開発は、総務省より委託を受けた「災害に備えたクラウド移行促進セキュリティ技術の研究開発」の成果。同社では、国民IDシステムや電子行政サービス、電子決済サービスなど、実用化を目指す。

(Security NEXT - 2013/02/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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