Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「サイボウズガルーン」に複数の脆弱性 - アップデートで修正

サイボウズが提供するグループウェア「サイボウズガルーン」に、複数の脆弱性が含まれていることがわかった。同社より脆弱性を修正したアップデートが提供されている。

脆弱性情報サイト「JVN」によれば、「同3.5.3」以前のバージョンに、「SQLインジェクション」の脆弱性「CVE-2013-0701」や、「クロスサイトスクリプティング」の脆弱性「CVE-2013-0702」が含まれていることが判明したもの。

同社では、両方の脆弱性に対処した「同3.5.4」を提供しており、アップデートを検討するよう呼びかけている。

今回見つかった脆弱性は、浅井健氏が発見し、情報処理推進機構(IPA)へ報告。JPCERTコーディネーションセンターが修正に向けて調整を実施した。

(Security NEXT - 2013/02/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

DB管理ツール「pgAdmin4」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Apache Causeway」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
ファイル転送サーバ「SolarWinds Serv-U」に脆弱性 - 「クリティカル」も複数
SonicWall製ファイアウォールにDoS脆弱性 - SSL VPN有効時に影響
エプソン製プロジェクターに脆弱性 - 310機種に影響
「FortiOS」に3件の脆弱性 - アップデートで修正
米当局、「Chromium」ゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 派生ブラウザも警戒を
「Monsta FTP」に深刻な脆弱性 - 8月のアップデートで修正済み
米当局、「FortiWeb」の脆弱性悪用に注意喚起
「FortiWeb」に悪用済み脆弱性が判明 - 今月2件目