デザインサイトで顧客のアップロードファイルが外部から閲覧可能に
デザイン編集が行えるオンラインサービス「デザイングラフィック」を運営するグラフィックは、同サービスにおいて、顧客のファイルがサーバ上に残存し、外部から閲覧できる状態だったことを明らかにした。
同サービスを運営するグラフィックによれば、顧客が宛名のCSVファイルとしてアップロードしたファイルが公開領域に保存され、一部がプログラムの不備により削除されず、外部から閲覧できる状態だったという。1月11日夜に指摘があり、問題が発覚した。
閲覧可能だったファイルは25件で、ファイル内には1760件ほどの個人情報が含まれており、検索エンジンにデータが登録されていた。ファイルに対しては、発見者によるアクセス4件を含む8件にアクセスがあったとしている。
同社では、同日から翌未明にかけてファイルの削除や検索エンジンへの削除依頼を実施。サービスを停止し、経済産業省やプライバシーマーク審査団体へ報告した。
同社ではログ分析により被害範囲について調査を進めており、漏洩したファイルの所有者へ個別に連絡する予定。またサービスについては、再発防止策を講じ、システムの改修したとして再開している。
(Security NEXT - 2013/01/29 )
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