「Java SE」のアップデートが公開 - 悪用コード出回る脆弱性を修正
「Java SE」に未修正の脆弱性が見つかった問題で、Oracleは脆弱性を解消したアップデートを公開した。
「同7 Update 10」に存在する脆弱性「CVE-2013-0422」を、「同7 Update 11」にて修正したもの。「JDK」「JRE」いずれも影響があり、過去のバージョンも含まれる。ただし「同6」は影響を受けない。
脆弱性が攻撃を受けた場合、リモートでコードを実行されるおそれがある。すでに悪用コードが流通しており、NTTデータ先端技術が検証レポートをリリースしている。
今回のアップデートについて注意喚起を行っているJPCERTコーディネーションセンターは、同ソフトをインストールした覚えがない場合も、パソコンへプリインストールされている場合があると指摘。
さらに意識して利用している既存ユーザーも、32bit版と64bit版が混在しているケースなども考えられ、利用環境をよく確認した上でアップデートを実施するよう注意を促している。
(Security NEXT - 2013/01/15 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Chrome」にアップデート - ゼロデイ脆弱性などに対応
「Chrome」にアップデート - 5件のセキュリティ修正
「Firefox 143」を公開 - 脆弱性11件を解消
Wondershareのファイル修復ソフトに脆弱性 - パッチ提供状況は不明
UTM製品「WatchGuard Firebox」のVPN機能に深刻な脆弱性
「Spring Framework」「Spring Security」に認可回避の脆弱性
「NVIDIA Triton」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
最新OS「iOS/iPadOS 26」公開 - 旧OSではゼロデイ脆弱性を解消
Apple、「macOS Tahoe 26」で脆弱性77件を修正 - 旧OSも更新
ワークフロー管理ツール「Apache DolphinScheduler」に脆弱性