Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

2400枚以上のATMレシートが路上へ散乱 - 広島信金

広島信用金庫は、廃棄予定のATMレシートが路上に散乱し、個人情報が流出した可能性があると発表した。

散乱したのは、利用者が持ち帰らなかった取引情報が記載されているATMのレシート。業務委託先が5月16日に同金庫より回収したが、ごみ収集車より落下し、袋が破れてレシートが道路上に散乱した。同日21時ごろに通行人より通報があり、問題が発覚。同金庫では、職員が当日深夜や翌朝に周辺を探し、2449枚を回収したという。

同金庫では、回収したレシートより対象となる14カ所のATMを特定。振込やキャッシング、振替など個人情報が記載されたレシートを調べたところ、持ち帰った利用者も含め2万7284件であることが判明。関連する顧客に対して郵便や訪問により連絡を取り、謝罪を行うとしている。

(Security NEXT - 2012/05/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

従業員が退職時に顧客情報を持出、転職先で使用 - プルデンシャル生命
研究室外に置いた廃棄予定パソコン3台が所在不明に - 日工大
新生児訪問指導票などを誤廃棄か、再利用段ボールで保管 - 船橋市
廃棄する健診記録票が運搬中に転落、翌日回収 - 桐生市
小学校で結核健診問診票を紛失、整理が不十分で - 平塚市
民生委員の改選書類など紛失、誤廃棄の可能性 - 川崎市
解約済み預金の一部印鑑届を紛失、誤廃棄の可能性 - 大阪信金
ATMの取引情報が記録された記録媒体を紛失 - 杜の都信金
個人情報含む書類を複数の関係機関へ誤送付 - 茨城県
家禽飼養施設のFAXリストを誤送信 - 静岡県