Adobe製グラフィックソフトに脆弱性 - 「CS 6」へのアップグレードを推奨
Adobe Systemsは、セキュリティアドバイザリを公開し、グラフィックソフトに脆弱性が含まれていることを明らかにした。最新版へのアップグレードか緩和策の実施を呼びかけている。
「Photoshop CS 5.5」「Illustrator CS 5.5」「Adobe Flash Professional CS 5.5」において深刻な脆弱性が判明したもので、いずれの脆弱性もコードを実行されるおそれがある。標的型攻撃などに悪用されたことはないとして、適用優先度を3段階中もっとも低い「3」にレーティングしている。
同社は、いずれも国内では5月11日より発売される最新版「CS 6」にて修正を行っており、同製品へのアップグレードを推奨。また旧バージョンを利用する場合は、信頼できないファイルを開かないなど緩和策を実施するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2012/05/10 )
ツイート
PR
関連記事
ITインフラ監視ツール「Pandora FMS」に脆弱性 - アップデートで修正
「Active! mail 6」に「XSS」や「CSRF」脆弱性 - 修正版へ更新を
「PHP」に複数脆弱性 - セキュリティリリースが公開
ブラウザ「Chrome」の「Cookie暗号化保護」を破壊する「C4攻撃」
「Chromium」の脆弱性狙う攻撃 - 派生ブラウザ利用者も注意を
「Lucee」にクリティカル脆弱性 - 悪用コード公開済み
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性などに対応
「Cisco Unified CM」に深刻なRCE脆弱性 - ESリリースのみ影響
「Citrix Bleed 2」への懸念広がる - 提供元は「悪用未確認」強調
メッセージ保護アプリ「TM SGNL」の複数脆弱性、悪用リストに追加