内閣府職員を偽装した標的型攻撃メールが発生 - 5日午前に攻撃集中
内閣府職員を装ってウイルスを送り付ける標的型攻撃メールが発生しており、政府やセキュリティベンダーが注意を呼びかけている。
問題のメールは、内閣府職員のメールアドレスを偽装。「対北朝鮮措置の延長について」という件名で送信されていた。件名と同じ名前のファイルが添付されているが、ZIPにより圧縮されたウイルスだった。
内閣府によれば、内部システムから送信した記録はなく、4月4日夕方以降、送信元を偽装し何者かが、外部から送信したものだという。
また日本IBM Tokyo SOCでは、翌5日6時ごろから11時ごろにかけて攻撃を検知。同社では比較的広範囲で観測しており、ピークを迎えた9時台には1時間あたり70件以上を検知したが、午前中で収束したという。
(Security NEXT - 2012/04/05 )
ツイート
PR
関連記事
国内インシデント、前四半期比9.4%増 - サイト改ざんが1.8倍
米政府、WindowsやApple複数製品の脆弱性悪用に注意喚起
LinuxカーネルのUSBオーディオドライバ脆弱性 - 攻撃の標的に
「Android」にセキュリティパッチ - 複数脆弱性で悪用も
「Android」の3月パッチが公開 - ゼロデイ脆弱性2件に対応
フィッシング被害から個人情報流出や不正メール送信が発生 - 日本無線
「Chrome」のGPU脆弱性修正、WebKit関連のゼロデイ脆弱性と判明
米政府、Apple製品や「Junos OS」の脆弱性悪用に注意喚起
Apple、「iOS 18.3.2」など公開 - 旧iOSにゼロデイ攻撃の可能性
【特別企画】なぜ今「ASM」が注目されるのか - 攻撃者視点こそ防御のかなめ