Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

McAfeeとIntel、OS以下のレイヤーでマルウェアを検出する新技術 - ステルス性高い攻撃を防御

McAfeeとIntelは、共同開発したIntelプロセッサを活用するセキュリティ技術「McAfee DeepSAFE」を発表した。

McAfee DeepSAFE
「McAfee DeepSAFE」のイメージ

「McAfee DeepSAFE」は、OS以下のレイヤーで動作し、ハードウェアを直接監視することであらたなセキュリティ基盤を構築する技術。

OS以下のレイヤーでシステムイベントの状況を確認でき、リアルタイムにCPUイベントを監視することが可能。OSレベルで検知が難しいステルス技術を利用した高度な攻撃やルートキットなどを検出し、削除することができるという。

今回の発表は、2月の両社統合以降はじめての成果で、McAfeeの共同社長であるTodd Gebhart氏は、今回の新技術について同社にとって大きな転換とし、まったくあたらしいリアルタイム保護を提供するとコメントしている。

(Security NEXT - 2011/09/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「CODE BLUE 2025」29講演が決定 - AIチップ脆弱性から法的課題まで
フィッシング報告約19万件 - URLは前月比1割減
専門生対象のセキュリティコンテスト - ウェブ脆弱性を調査
未公開脆弱性情報、公表前の開示自粛を呼びかけ - 政府や関係機関
日米欧豪など15カ国、SBOM活用に向け国際ガイダンスへ共同署名
国産セキュリティ製品の普及促進フォーラム - 10月に都内で初開催
JPAAWG、11月に「8th General Meeting」を高知でハイブリッド開催
フィッシングURLが前月比4割増、報告20万件超 - 証券関係が再増加
「セキュリティ・キャンプ2025ミニ」、10月にオンライン開催
登録セキスペ試験、2026年度からCBT方式に移行