Appleの「iDisk」を装ったフィッシング詐欺サイトが発生
Symantecは、Appleが提供するオンラインサービス「MobileMe」のファイルホスティングサービス「iDisk」を装ったフィッシング攻撃を確認したことを明らかにした。

Symantecが確認したフィッシングサイト
同社によれば、問題のフィッシングサイトで誤ってパスワードを入力すると、アカウントが奪取されるおそれがある。またユーザーにフィッシング被害を気がつかれないよう、窃取した際に正規エラーページへリダイレクトするなど工夫していた。
さらに今回の攻撃では、ユーザーにフィッシングメールを正規のものと信用させるため、不特定多数に対するメールではなく、ユーザー宛に送信されたメールと見せかける手法を利用している。
具体的には、URLを工夫し、フィッシングページへアクセスした際に、あらかじめユーザーのIDが入力されるよう設定されていた。IDは、メールアカウントのユーザーを利用していた。
(Security NEXT - 2011/07/15 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
フィッシング対策協議会、設立20周年記念セミナーを11月開催
「Movable Type」のPWリセット機能に複数脆弱性 - 修正版公開
フィッシングURLが前月比4割増、報告20万件超 - 証券関係が再増加
登録者にフィッシングメール、メアド流出か - フォトクリエイト
2Qの個人「サポート詐欺」相談は912件 - 検挙後に減少
6月はフィッシング報告が減少、証券関連影響 - URLは増加
PyPI上に不正コード含む「num2words」 - 開発者がフィッシング被害
草津市指定管理者の運営2サイトが改ざん被害 - 偽警告を表示
インシデントが前四半期比37.3%増 - サイト改ざんが約2.4倍
一部利用者でメールアドレスが変更される被害 - So-net