Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

エプソンの一部プリンタドライバに脆弱性 - アップデートと再設定を

セイコーエプソンとエプソン販売は、同社プリンタのドライバに脆弱性が含まれていたとして、利用者へ注意を呼びかけている。

同社プリンタ「LP-S7100」「LP-S9000」におけるWindows版のドライバに不具合が確認されたもの。「Windows XP」や「Windows Server 2003」などが影響を受ける。

11月25日以前に提供したドライバについては、インストール時にプログラムを格納する「Program Files」フォルダのアクセス権限を変更してしまうため、ログオン可能なユーザーによるフルコントロールが可能になるという。

同社では、脆弱性を解消したドライバを公開しており、ユーザーへアップデートし、同フォルダのアクセス権限を適切な状態へ再設定するようアナウンスしている。

(Security NEXT - 2010/12/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Ruby」に3件の脆弱性、アップデートで修正を実施
Node.js向けMySQLクライアント「MySQL2」に脆弱性
「GitLab」に複数脆弱性 - セキュリティパッチをリリース
国家関与のサイバー攻撃「ArcaneDoor」 - 初期侵入経路は不明、複数ゼロデイ脆弱性を悪用
「PAN-OS」の脆弱性侵害、段階ごとの対策を説明 - Palo Alto
国内でも被害発生、「ColdFusion」の既知脆弱性狙う攻撃
バッファロー製ルータに脆弱性 - パスワード取得、コマンド実行のおそれ
米政府、悪用が確認された脆弱性3件について注意喚起
「Cisco ASA」「FTD」に複数脆弱性 - ゼロデイ攻撃も発生
「Chrome」にアップデート - 「クリティカル」の脆弱性などを解消