Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ワークショップ参加者の個人情報含むUSBメモリを紛失 - 岐阜県の博物館

岐阜県の博物館職員が、同館主催のワークショップ参加者の個人情報が保存されたUSBメモリを紛失していたことがわかった。同館では5月5日に紛失の可能性を把握していたが、報告や公表をしていなかったという。

県の発表によると、所在が不明になっているUSBメモリには、同館主催のワークショップの参加者名簿が保存されていた。保育園児2人、小学生30人、中学生15人、保護者5人、一般団体客5人の氏名や住所、電話番号、学校名などが含まれる。

5月5日、館内で回収したアンケートの中に、名前が書き込まれたUSBメモリを拾ったので職員に渡したという内容の記述があることが判明。その後確認したところ、実際にメモリを受け取った職員はいなかったが、職員の1人がメモリを紛失していることがわかった。

所在不明となっているUSBメモリは、2009年に読みとりができない状態となり放置されていたという。同館では職員に再捜索を指示。その後28日に外部からの投書があり、これを受け県が紛失に関する事実確認を行った結果発覚した。同館では関係者に説明と謝罪を行うとしている。

(Security NEXT - 2010/05/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

小学校で保護者や教職員の口座番号含むUSBメモリを紛失 - 東村山市
印刷に利用した患者情報含む私物USBメモリが所在不明に - 愛知県
中学校で生徒の個人情報含むUSBメモリを紛失 - 高槻市
霊園使用者の個人情報含むUSBメモリを紛失 - 岩見沢市
USB紛失で町長ら減給、不正利用判明すれば再度処分を検討 - 佐久穂町
USBメモリを紛失、暗号化済みだがPW貼付 - NEXCO西日本
通勤中にUSBメモリ紛失、その後回収 - 新潟県工業技術総合研究所
公民館で個人情報含むUSBメモリが所在不明に - 岐阜市
公立保育園のUSBメモリ、車上荒らしで盗難 - 福井市
組合員情報含むUSBメモリを紛失、データは暗号化 - 建設連合国保組合