人気ゲームソフトの海賊版に複数マルウェア - 正規版の著作権対策逃れるユーザーを狙い打ち
BitDefenderは、人気潜水艦シミュレーションゲームの最新版「Silent Hunter 5」の海賊版に注意を呼びかけている。同シリーズは海外の作品だが、国内でも販売されている。
同社によれば、2010年に発売された最新版では著作権対策の機能が強化されたことから、海賊版を求めるユーザーが増加。海賊版を探していると見られる検索語も検索エンジンのランキングで上位に位置しているという。
同社では、こうした検索結果から「Backdoor Agents」や「Rootkits」など複数のマルウェアへ感染する海賊版を確認しており、海賊版を利用することはゲームを楽しむことの代わりにマルウェアの脅威にさらされると指摘。
ネット上の不審なリンクではなく、信頼あるアプリケーションをダウンロードするよう推奨。著作権の重要性や海賊版の危険性を認識し、最新セキュリティ対策ソフトを利用するよう注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2010/03/12 )
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