Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

互換性チェック機能を追加して「MS10-015」の自動配信を再開 - MS

マイクロソフトは、セキュリティ更新プログラム「MS10-015」において、適用したユーザーの一部で不具合が発生していたことから自動配信を停止していたが、対策を講じた上で自動配信を再開した。

32ビット版のWindowsにおいてマルウェア「Alureon」へ感染するなど、システムが改ざんされた状態で同プログラムを適用した場合、ブルースクリーンが表示される不具合が報告されていたことから、自動配信を停止していたもの。

配布が再開されたプログラムについては、適用上の互換性を確認したうえで配信、問題があるシステムではエラーを表示し、適用されることはないという。

2010年2月のセキュリティ情報
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms10-feb.mspx

マイクロソフト
http://www.microsoft.com/japan/

(Security NEXT - 2010/03/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ITパスポート試験、システム障害で中止に - 振替受験を実施
注文情報などを異なる顧客へ誤送信 - Yahoo!ショッピング
就職情報サイト「マイナビ」、応募者データのDL機能に不具合
全銀システムが復旧、未処理分や12日分の処理も完了
全銀システムで障害、一部銀行で他行宛振込処理が遅延
ファイルサーバで障害、一部住民サービスに影響 - 泉南市
港内で運用するターミナルシステムがランサム感染 - 名古屋港
人事労務システム障害、給与システムを順次提供 - MKシステム
NTT西の固定電話で一時通信障害 - ネット接続は影響なし
未知の脆弱性で生じた通信障害、NTT東西に行政指導