悪用される「クラウド」と攻撃から企業を救う「クラウド」
来年以降の展望はどうか。利便性が高いゆえに悪用が危惧されるクラウドサービスではあるが、犯罪者もクラウドを活用するには、クリアしなければならない部分もあり、単純に悪用が広がるという話ではなさそうだ。
ひとつは著名クラウドサービスがこうした攻撃を野放しにしておくことは考えにくい点が挙げられる。著名クラウドサービスが悪用され続ければ、ボットと同様の扱いとなり、当然ブラックリストへ登録されてしまう可能性が高まる。そうなれば、サービス利用者に大きなデメリットとなるため、対応せざる得ない状況となる。
同氏は、2009年に著名なサービスが悪用された背景について、身元の確認が甘かった初期の段階のアカウントが利用されていると分析。さらに希望的観測であると前置きをしながらも、こうしたクラウドサービス経由の攻撃は今後減少していくとの見方を示している。
ただし、こうした大規模な商用サービスではなく、小規模ながらも攻撃を目的としたクラウドサービスについても同社では確認しており、こうしたインフラを活用される危険がなくなったわけではないので、その点は注意が必要だ。
(Security NEXT - 2009/12/11 )
ツイート
PR
関連記事
クラウド侵害で個人情報流出か、未発売のゲームデータも - ビジュアルアーツ
「MLflow」にアクセスキーなど機密情報が流出する深刻な脆弱性
中学校でサポート詐欺被害、1000万円が不正送金 - 牧之原市
「Ivanti Neurons for ITSM」に高リスク脆弱性 - 定例外パッチを公開
まもなく「Interop Tokyo 2026」が開催 - AI時代のインフラがテーマ
「PAN-OS」の認証回避脆弱性、詳細公開で悪用懸念高まる
クラファン支援者情報が流出の可能性 - 横浜DeNAベイスターズ
リモート管理ツール「ConnectWise Automate」にセキュリティ更新
元従業員が取引先情報を持ち出し - ロッキング・オン・ジャパン
米当局、「Exchange Server」ゼロデイ脆弱性に注意喚起


