Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Pマーク認定事業者による事故報告が減少、重大事故も少なく - JISAまとめ

情報サービス産業協会(JISA)は、2008年度中に受け付けた個人情報関連事故の報告状況について取りまとめ、公表した。

同協会が受け付けた事故報告件数は73社119件で、前回の88社141件から減少した。これらは、ほぼプライバシーマーク認定事業者による報告で、1件のみプライバシーマークへ新規申請中の事業者によるもの。事故を理由にプライバシーマークの認定が取り消された事業者はなかった。

同協会が報告を受けた事故の43.7%は紛失による事故で、次いでメールの誤送信が17.6%、委託先の事故が16%。発送物やファックスの誤送付が10.9%、宅配便や郵便の紛失が4.2%と続き、これらで全体の約9割を占めている。

52件発生した紛失事故のうち、携帯電話の紛失が38件と多かった。ノートパソコンの紛失については3件、またUSBメモリの紛失について同協会への報告はなかった。前回目立った盗難による事故は2件、ファイル共有ソフトの事故は1件へと減少している。

同協会では、全体の件数だけでなく、重大事故についても減少する傾向を見せているとし、個人情報保護マネジメントシステムの浸透が事故の再発防止や予防処置に結びついていると総括している。

(Security NEXT - 2009/10/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ネット利用者の4人に1人は対策未実施 - 不安は「個人情報流出」約8割で最多
フィッシング攻撃が小規模化、誘導先を次々変化 - 対策製品がまにあわないケースも
行政や独法の個人情報委託先、68件で契約違反の再委託
2018年度上半期の個人情報事故報告は596件 - 特定個人情報は157件
7月は不正広告を表示するJavaScriptが1.7倍 - 新亜種が次々開発
Pマーク、2017年度の事故報告は2399件 - 4件に1件は「メール誤送信」
4社に1社がパーソナルデータを利活用 - 検討含めると5割弱
約4割に「BEC」受信経験 、受信者の8.7%が送金 - 5億円以上のケースも
盗難クレカ、流通量多い上位20カ国の平均相場は10.95ドル
アカウント情報の闇相場、「銀行口座」など高値 - 攻撃者はPWリスト攻撃目的で入手か