Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Flash Player」の脆弱性に注意 - 「対策漏れになりやすい3つ理由」

多くのユーザーに利用されている「Flash Player」には、複数の要因から脆弱性への対策漏れが発生しやすく、ウイルス感染による重大な被害に遭うおそれがあるとして、情報処理推進機構(IPA)が注意を呼びかけている。

以前の「Flash Player」には、不正に細工が施されたコンテンツへアクセスするだけでコードが実行され、ウイルスに感染する深刻な問題が含まれており、実際に同機構ではこうした脆弱性を攻撃するウイルスを確認している。

一方で、購入時より多くのブラウザにプラグインとしてあらかじめ組み込まれており、利用者がインストールしていることを意識していないケースが多いなど、脆弱性情報に対して注目しない可能性がある。

さらに自動更新の機能がなく手順が複雑な点、複数のブラウザを利用している場合にそれぞれアップデートを実施しなければならない点など、対策漏れにつながる3種類の主な要因を同機構では指摘している。

また問題のウイルスは、セキュリティ対策ソフトで検知できないケースもあり、ウイルスに感染した場合、ダウンローダーとして動作し、不正ソフトが次々とインストールされ、パソコンが外部から操作されたり、個人情報が流出など深刻な被害を招く可能性が高い。

同機構では、利用しているすべてのブラウザにおいて「Flash Player」のバージョンを確認し、古いようであればアップデートを実施、脆弱性を解消した最新バージョンを利用するよう注意を呼びかけている。

情報処理推進機構(IPA)
http://www.ipa.go.jp/

(Security NEXT - 2008/08/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

DB管理ツール「phpMyAdmin」に深刻な脆弱性 - 修正版が公開
「Firefox 64」がリリース - 深刻な脆弱性などを修正
MS、2018年最後の月例セキュリティ更新 - 一部脆弱性でゼロデイ攻撃も
「Adobe Acrobat/Reader」、脆弱性87件に対処 - 当初予定より高い重要度
「Amazon FreeRTOS」の複数脆弱性、詳細公表される - コード実行やDoSのおそれ
モバイルアプリの脆弱性診断サービス - インテック
IoT向け組込OS「AWS FreeRTOS」に複数脆弱性 - コード実行のおそれ
「Symfony」のフォームコンポーネントに脆弱性 - アップデートがリリース
「Adobe Acrobat/Reader」のアップデート、12月11日にリリース予定
ウェブフィルタリング製品「i-FILTER」に複数脆弱性