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多重攻撃で被害は情報詐取だけじゃない「PayPal」装うフィッシング

G DATA Softwareは、「PayPal」を偽装するフィッシングメールへ注意を呼びかけた。

今回見つかったフィッシングメールは、同社研究機関が7月22日に存在を確認したもの。問題のメールは英語で記載されており、アカウントの不具合を知らせる内容で、フィッシングサイトへアクセスするよう促すという。

同社では、今回利用された「PayPal」を偽装するドメインが、中国のダミー会社を通じて取得されていることから、発信元を中国と分析。また関連サーバはオーストラリアに設置されていた。

問題のサイトは、実際のサイトと酷似しており見分けが難しく、さらにウェブサイトではIDやパスワードの取得だけでなく、トロイの木馬「Trojan-Downloader.HTML.Agent.ij」が埋め込まれており、閲覧により感染するおそれがある。

同社では、今回の攻撃のように情報の詐取だけでなくウイルスの感染を狙うなど、多段階にわたる悪質なケースがあると指摘。URLへ注意を払うだけでなく、OSのアップデートや最新のウイルス対策ソフトを利用するなど、注意を呼びかけている。

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(Security NEXT - 2008/07/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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