AcrobatやAdobe Readerに脆弱性 - すでに攻撃コードの報告も
Adobe AcrobatやAdobe Readerに脆弱性が見つかった。すでに脆弱性を狙った攻撃コードも出回っているという。
米Adobe Systemsによれば、JavaScriptの処理に問題があり、不正なPDFファイルを閲覧した際に、アプリケーションをクラッシュさせたり、第三者によるコードが実行されるおそれがある。
いずれもバージョン8.1.2、および7.0.9に影響があり、以前のバージョンも含まれる。エクスプロイトについても複数の報告が寄せられており、同社ではアップデートの適用を呼びかけている。
Security Update available for Adobe Reader and Acrobat 8.1.2
http://www.adobe.com/support/security/bulletins/apsb08-15.html
Adobe Systems
http://www.adobe.com/
(Security NEXT - 2008/06/24 )
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