Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

大分銀行、個人情報記載した活動日誌を紛失 - 関連顧客特定できず

大分銀行は、個人情報を記載した業務資料を紛失したと発表した。記載されていた顧客を特定できないという。

2004年から2006年までに同行犬飼支店や東京支店の担当者が訪問した顧客名や訪問目的などを記載した「訪問予定・活動日誌」を紛失したもの。正確な件数は確認できないが、期間中の帳票などから2310人分の個人情報が含まれると見られている。

同行では、2007年10月から2008年3月にかけて保存文書について調査を実施しており、その課程で判明。本来資料は3年間しているが、所在不明となっており、同行では誤って処分された可能性が高いと結論づけている。不正要求など問題は発生していないという。

同行では、記載されていた顧客を特定できないことから、事故対応として個別訪問による事情説明は行わず、公表のみとした。

(Security NEXT - 2008/03/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

入力委託先で特定健診の受診票などが所在不明に - 守口市
AI環境向けに分散処理フレームワーク「Ray」にRCE脆弱性
SwitchBot製テレビドアホンに脆弱性 - 親子機の更新を
口座振込の確認メールを「CC」送信、メアドが流出 - 大阪市
総当り攻撃で内部侵入、挙動検知してサーバ隔離 - タマダHD
医療分野のセキュリティ人材育成で協定 - IPAとJAMI
認証管理製品「Devolutions Server」に複数脆弱性 - アップデートを提供
問合窓口担当者が外部サイトで顧客電話番号に関する不適切投稿 - JR東日本
先週注目された記事(2025年11月23日〜2025年11月29日)
米当局、工場設備向け「ScadaBR」のXSS脆弱性悪用を警告