Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

DB検証用疑似データを本番データから作成「DB Secure Utility」

システムエグゼは、データベース開発時の個人情報漏洩リスクを低減する「DB Secure Utility」を開発し、Oracle対応版の提供開始した。

同製品は、データベースの実データからテストや検証用の擬似データを作成するユーティリティソフト。「自動解析機能」により元データのデータ型やカラム名、サンプリングデータを分析した上で、氏名、住所、電話番号など、個人情報と判断されるテーブルについて疑似データを作成する。

また「レポート発行機能」を搭載しており、置換処理の内容を文書化し、内部監査などに使用できる。同社では、今回発売したOracle対応版に続き、DB2やMicrosoft SQL Server対応版を開発する予定。

(Security NEXT - 2008/03/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

地域電子商品券「はばタンPay+」サイトで不具合、個人情報流出 - 兵庫県
買収予定関係者に個人情報含む用地実測図を誤送信 - 新潟県
業務用PCを紛失、賃借人の個人情報含む可能性 - コロンビア・ワークス
証明書発行システムがランサム被害、影響など調査 - 流通経済大
ベンダー設定ミスでFW機能不全、直後ランサム被害 - アクリーティブ
9月のフィッシング、報告が22万件超 - 悪用ブランド過去最多
政府、豪主導の「防御可能なアーキテクチャ」国際ガイダンスに署名
前月の更新で「Bamboo」「Jira」など脆弱性14件を修正 - Atlassian
シークレット管理ツール「HashiCorp Vault」に複数の脆弱性
アイ・オー製NAS管理アプリに権限昇格の脆弱性