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派生システムの障害発生で関係者を処分 - 東証

東京証券取引所は、2月8日に発生したシステムの障害を受け、関係者の処分を発表した。

今回のシステム障害は、開発ベンダーのプログラムミスによるものでチェック体制に問題があったことが原因する一方、同取引所においても監督体制も不十分だったと認めた。

東証では、市場の管理運営責任を果たせなかったとして、役員関係者4名について減給1カ月とし、システム運用の責任者2人に対して厳重注意とした。

今後は品質強化を目指し、高負荷テストの再実施やプログラムの検証など進める。また、プロジェクトの管理体制や発生時の対応など見直しを実施し、障害訓練の実施などを定期的に実施するとう。

東京証券取引所
http://www.tse.or.jp/

(Security NEXT - 2008/02/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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