校長が持ち出し個人情報を家庭ごみとして廃棄 - 横浜市内の小学校
横浜市立茅ヶ崎東小学校の校長が、学校関係者の個人情報含む文書を不正に持ち帰り、一般ごみとして廃棄していたことがわかった。
横浜市教育委員会によると、廃棄されていたのは同校長が1987年度から2006年度まで在籍していた4校で扱っていた文書など約8500枚で、そのうち616枚に個人情報が記載されていた。人事異動の際に持ち帰ったもので、氏名や住所、電話番号、メールアドレスのほか、一部顔写真なども含まれている。
同校長は、2月5日に転居のため荷物整理を行い、個人情報を含む文書をビニール袋に入れて自宅近くのごみ集積場に廃棄。さらに同日が古紙の収集日ではなかったことから、収集されず放置状態となった。同じ集積場所を利用している住民が書類に気付き、問題が発覚した。
8日に、連絡を受けた教育委員会の職員が袋を回収し、内容物を確認。今回の問題で個人情報流出などの二次被害は確認されていないという。教育委員会では、個人情報の適正な取り扱いと文書管理の徹底を全校へ通知し、研修を実施する。
(Security NEXT - 2008/02/14 )
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