Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Excelの複数バージョンに脆弱性 - MSがゼロデイ攻撃を確認

マイクロソフトは、Excelに脆弱性が見つかったとしてアドバイザリを公開した。同社では、詳細について調査を進めている。

影響を受けるのは、「Microsoft Office Excel 2003 SP2」「同Viewer 2003」「同2002」「同2000」および「Microsoft Excel 2004 for Mac」で、メールの添付ファイルやウェブサイト上で公開されたファイルなど、不正に改変されたファイルを開いた場合、任意のコードが実行されるおそれがある。

同社では、ゼロデイ攻撃を確認しているが、脆弱性の内容が一般に公開されていないことから、危険性は限定的であると説明している。また「同2007」「同2003 SP3」「同2008 for Mac」、および「同2003 SP2」に「MOICE」を適用している場合は、影響を受けないという。

Microsoft Excelの脆弱性により、リモートでコードが実行される
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/advisory/947563.mspx

マイクロソフト
http://www.microsoft.com/japan/

(Security NEXT - 2008/01/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

JPCERT/CCが攻撃相談窓口を開設 - ベンダー可、セカンドオピニオンも
「auひかり」向けのブロードバンドルータに複数の脆弱性
「違法情報」の通報が約28.2%増 - 「犯罪実行者募集」は4000件超
先週注目された記事(2024年3月17日〜2024年3月23日)
Apple、「iOS」「iPadOS」のセキュリティアップデートを公開
「Firefox 124.0.1」が公開、深刻な脆弱性2件を解消
ブラウザ「MS Edge」にアップデート - 9件の脆弱性を修正
応募QRコードから応募者の個人情報が閲覧可能に - アトレチコ鈴鹿
特別支援学校で生徒の個人情報含む動画を誤公開 - 埼玉県
USBメモリを紛失、暗号化済みだがPW貼付 - NEXCO西日本