Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

非常勤医師が患者情報含むPCを紛失 - 多摩北部医療センター

東京都保健医療公社は、多摩北部医療センターの非常勤医師が、患者約170人の個人情報や病状などが記録された私有パソコンを紛失したと発表した。

紛失したパソコンには、同医師が診療時に参照する目的で個人的に保有していた患者約170人の個人情報が記録されていた。氏名やID、生年月日、病名、初診日、最終受診日、診察時の状況変化に関する記録などが含まれる。

11月28日に乗り換えのためJR総武線を下車した際、網棚に鞄ごと置き忘れたもので、同センターでは、関連する患者に対し説明と謝罪を実施した。公社病院職員に対して個人情報保護に関する規程の周知徹底を図るという。

また同センターの臨床研修協力病院である国立精神・神経センター武蔵病院においても、個人情報を同様に紛失しており、事故を公表している。

(Security NEXT - 2007/12/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

県営住宅入居者の個人情報含む書類、強風で飛散 - 愛知県
個人情報含む道路占用届書をメール誤送信 - 国交省
フィッシング攻撃支援サブスクの関係者を一斉検挙 - 利用者は約1万人
国家関与のサイバー攻撃「ArcaneDoor」 - 初期侵入経路は不明、複数ゼロデイ脆弱性を悪用
「PAN-OS」の脆弱性侵害、段階ごとの対策を説明 - Palo Alto
MS 365アカウントに不正アクセス、個人情報流出の可能性 - セガ子会社
国内でも被害発生、「ColdFusion」の既知脆弱性狙う攻撃
バッファロー製ルータに脆弱性 - パスワード取得、コマンド実行のおそれ
米政府、悪用が確認された脆弱性3件について注意喚起
「Cisco ASA」「FTD」に複数脆弱性 - ゼロデイ攻撃も発生