Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

採用試験の受験者情報730人分がネット流出 - 自衛隊

自衛隊採用試験の一部受験者情報がインターネット上に流出したことがわかった。保護者に関する情報や受験者が通う学校のランクなども含まれていたという。

流出したのは、自衛隊神奈川地方協力本部が管理していた2006年度曹候補士1次試験合格者の個人情報730人分。受験者の氏名や住所、電話番号、学校名、学校のランク、卒業年月日のほか、保護者の氏名や住所、電話番号なども含まれる。

10月1日に1次合格発表をした際、担当者が誤ってウェブサイト上に公開したもので、11月16日に外部の指摘で判明した。ファイルは外部からアクセスできる状態で、検索エンジンにも登録されていたという。すでに同本部では、データは削除されており、現在事故の原因究明を調べている。

(Security NEXT - 2007/11/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「SSHコンソーシアムTOKAI」の情報発信サイトが改ざん被害
企業サイトが負荷上昇で断続的に停止、原因など調査 - コスミック
事故関係の通話内容含む一部記録媒体が所在不明 - 東京海上ダイレクト
遠隔アクセス用サーバ経由で侵入、個人情報流出の可能性も - サカタのタネ
顧客管理システムの開発委託先で侵害 - 日産ディーラーの個人情報が流出
「Frappe Framework」「ERPNext」にXSS脆弱性 - 管理者権限奪取のおそれ
DigiEver製NVRの脆弱性悪用に注意 - 米CISAが警告
「n8n」に深刻なRCE脆弱性 - 乗っ取りや情報漏洩など広く影響
「Microsoft Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を修正
市公開ファイル内に個人情報、コピペ操作で参照可能 - 日置市