Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

年賀状を偽装したウイルスが大流行 - ソフォスレポート

ソフォスは、2006年12月の「トップ10ウイルス」を発表した。

発表によれば、12月に利用されたメールのうちウイルスメールは0.30%で、先月の0.28%よりわずかに増加した。

トップにランクインした「Dref」は、メールの添付ファイルによって感染を広げるもので、2005年7月に検知されたウイルスだが、新年の挨拶を装った亜種の「Dref-V」が12月30日に登場した。

他社では「Nuwar」と呼ばれることもあるこのウイルスは、翌日には流通する感染メールの93.7%を占めるほど爆発的に流行。最終的には12月の全検知数の35.2%を占め、ランキングのトップを記録している。

同社が発表したトップ10は以下の通り。

1位:Dref
2位:Netsky
3位:Mytob
4位:Stratio
5位:Bagle
6位:Zafi
7位:MyDoom
8位:Sality
9位:Nyxem
10位:StraDl

(Security NEXT - 2007/01/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

入力委託先で特定健診の受診票などが所在不明に - 守口市
AI環境向けに分散処理フレームワーク「Ray」にRCE脆弱性
SwitchBot製テレビドアホンに脆弱性 - 親子機の更新を
口座振込の確認メールを「CC」送信、メアドが流出 - 大阪市
総当り攻撃で内部侵入、挙動検知してサーバ隔離 - タマダHD
医療分野のセキュリティ人材育成で協定 - IPAとJAMI
認証管理製品「Devolutions Server」に複数脆弱性 - アップデートを提供
問合窓口担当者が外部サイトで顧客電話番号に関する不適切投稿 - JR東日本
先週注目された記事(2025年11月23日〜2025年11月29日)
米当局、工場設備向け「ScadaBR」のXSS脆弱性悪用を警告