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「リクナビ」の取材資料がWinny流出 - リクルート

リクルートは、学生向けに就職情報を配信するウェブサイト「リクナビ2003」「リクナビ2005」「リクナビ2006」「リクナビ2007」のコンテンツを作成する上で利用した資料がWinnyによって外部へ流出したことを公表した。

漏洩したのは、企業の採用情報の「先輩の仕事情報」コーナーのコンテンツを制作する上で利用した原稿やメモなど。業務委託を行ったスタッフの所有するパソコンにWinnyがインストールされており、暴露ウイルスに感染していたことから漏洩した。

取材した企業担当者の氏名や部署、経歴、年収、企業関連情報など取材で入手した個人情報3113人分が含まれる。同社によれば、流出した取材資料は、いずれも同サイト上で公開することを前提としたものだったという。同社では事故を受け、関係者に対して直接連絡し、謝罪するとしている。

(Security NEXT - 2006/12/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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