空知信金、顧客情報含む伝票紛失事故2件が判明
空知信用金庫の本店および厚別支店において、顧客情報が記載された伝票の紛失が明らかになった。
本店で紛失が判明したのは、2000年4月から7月の間に取り扱った伝票5万2028枚。記載されている顧客数は延べ6万1239名で、氏名、住所、口座番号、取引金額などが含まれる。2004年に本部書庫へ移送した際、誤って廃棄物保存場所に混入し、そのまま処分したとしている。
また厚別支店では、1997年2月10日に受け付けた伝票387枚の紛失が判明した。記載されている顧客数は延べ498名で、氏名、住所、口座番号、取引金額が記載されている。本部書庫に保管されていたが、同支店が一時借り出した記録があるのみで、紛失の原因と思われる行為は発見できなかったという。
紛失した伝票の取引内容に関する問い合わせには、他に保存してあるデータを照合して対応する。今後は、顧客情報の管理徹底に努めるとしている。
(Security NEXT - 2006/10/30 )
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