ツムラ、医師や薬剤師の個人情報を含むPCが盗難に
ツムラは、高知県内の医師および薬剤師2604名分の個人情報が保存されたパソコンを盗まれたと発表した。
高知営業所に勤務する医薬情報担当者が帰宅途中に被害に遭ったもの。持ち去られたノートパソコンには、高知県内の医師や薬剤師2604名分の個人情報で、氏名、勤務先住所、勤務先電話番号など含まれる。
同担当者が6月7日夜に高知市内で飲食後、8日未明に帰宅する途中、鞄ごと盗難に遭ったという。同日中に盗難届を提出した。
同社によれば、同パソコンは、社員証、起動時、およびデータアクセス時のパスワード設定と3段階の認証が必要で、個人情報については暗号化が施されていることから、データが流出する可能性は低いとしている。
同社では該当する関係者に対して、報告と謝罪をするとともに、個人情報を含むノートパソコンの持ち出しや取り扱いに関して再教育を実施して、再発防止に取り組むとしている。
(Security NEXT - 2006/06/12 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
DB管理ツール「pgAdmin4」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Apache Causeway」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
病院職員が患者情報含む受付画面をSNS投稿 - 岩見沢市
土地家屋調査士試験の申請書を誤廃棄 - 保存期間の表示漏れで
学会掲載論文の図表に患者の個人情報 - 神奈川県立病院機構
eラーニングシステムで利用者情報が閲覧可能に - 学研Meds
サイトが改ざん被害、海外オンラインカジノへ誘導 - 拓大
介護サービス事業所変更届を第三者にメール誤送信 - 笠間市
ファイル転送サーバ「SolarWinds Serv-U」に脆弱性 - 「クリティカル」も複数
SonicWall製ファイアウォールにDoS脆弱性 - SSL VPN有効時に影響
