Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

CNC、偽サイトを検知するフィッシング防止ツールをユーザーへ無償提供

クローバー・ネットワーク・コムは、ユーザーが閲覧しているサイトが正規のサイトか偽サイトかを判定して、フィッシング詐欺などの被害を防ぐツール「Doc Wall」の無償提供を開始した。

同ツールは、閲覧するサイトが正規の企業サイトであるかを判定して、フィッシング詐欺やファーミング詐欺を未然に防ぐもの。正規ホームページと偽ホームページのドメイン名およびIPアドレスが登録されている認証センターと、ユーザーへ無償提供されるソフトから構成されている。現在、上場企業を含む約8000社が登録を完了しているという。

ユーザーが偽ホームページを閲覧した場合や、フィッシングメールを受信した場合には、警告を表示する。また、DNSサーバの乗っ取りやファイル書き換えなどによるファーミング詐欺の検知も可能。不正なリンク先を加えられるなどのページ改ざんが行われた場合も、検知して企業へ報告する。

(Security NEXT - 2005/10/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

マルウェア対策製品「Avast」「AVG」に深刻な脆弱性
Synology製NAS「BeeStation」に深刻な脆弱性 - 修正版が公開
米当局、「WatchGuard Firebox」など脆弱性3件の悪用に注意喚起
国勢調査の回答状況確認表が所在不明 - 石垣市
エキストラ募集メールに誤リンク - 修正漏れで別人宛に
岐阜県の結婚支援サイトが改ざん - 個人情報流出は否定
国会図書館のシステム開発再委託先で侵害 - 影響範囲を調査
ビデオ会議サービスのZoom、脆弱性9件を公表
「MS Edge」のアップデート、脆弱性5件を修正
MS、11月の月例修正パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性にも対応