Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

温泉入浴中に共済の契約内容が記載された書類を盗まれる

香川県農業協同組合は、10月5日の夜にかけて、円座支店の職員が帰宅途中に温泉へ入浴、自家用車両が車上荒らしに遭い、共済契約の内容が記載された資料が盗まれたと発表した。書類はその後近くの水田にてバッグごと発見されている。

同組合によれば、被害に遭ったのは共済契約の内容が記載された組合員15名分の「共済保障点検書」。担当職員が組合員宅を訪問し、その後支店に立ち寄らず、近くの温泉で入浴していたところ車上荒らしに遭ったという。

職員はなくなっていることに気が付き、バッグを探したが発見できず、盗難届を提出。その後10月7日に現場付近にて発見され、問題となった書類はすべて回収された。同組合では、該当する組合員に対し事情説明と謝罪をするとともに、持ち出した資料は常時携帯するよう義務付けて、再発防止に努めるとしている。

(Security NEXT - 2005/10/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

入力委託先で特定健診の受診票などが所在不明に - 守口市
AI環境向けに分散処理フレームワーク「Ray」にRCE脆弱性
SwitchBot製テレビドアホンに脆弱性 - 親子機の更新を
口座振込の確認メールを「CC」送信、メアドが流出 - 大阪市
総当り攻撃で内部侵入、挙動検知してサーバ隔離 - タマダHD
医療分野のセキュリティ人材育成で協定 - IPAとJAMI
認証管理製品「Devolutions Server」に複数脆弱性 - アップデートを提供
問合窓口担当者が外部サイトで顧客電話番号に関する不適切投稿 - JR東日本
先週注目された記事(2025年11月23日〜2025年11月29日)
米当局、工場設備向け「ScadaBR」のXSS脆弱性悪用を警告