Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

三井住友銀行、約6万件の顧客情報が記録されたマイクロフィルムなどを紛失

三井住友銀行は、全店において、顧客情報が含まれる各種資料の保管状況を調査したところ、153カ店で合わせて6万1405件の顧客情報が記録されたマイクロフィルムなどの紛失が判明したと発表した。

同行によれば、紛失したのはマイクロフィルムに記録されていた5万7126件、各種申込書に記載されていた422件、およびその他の資料に記載されていた3857件の顧客情報で、氏名、口座番号、預金残高などが含まれていた。

6月30日時点では発見されていないが、内部調査の結果、行内で誤って破棄した可能性が高いという。同行では、専用の問い合わせ窓口を設置して対応するとともに、再発防止に向け、顧客情報の管理を再度徹底するとしている。

(Security NEXT - 2005/06/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

DB管理ツール「pgAdmin4」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Apache Causeway」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
病院職員が患者情報含む受付画面をSNS投稿 - 岩見沢市
土地家屋調査士試験の申請書を誤廃棄 - 保存期間の表示漏れで
学会掲載論文の図表に患者の個人情報 - 神奈川県立病院機構
eラーニングシステムで利用者情報が閲覧可能に - 学研Meds
サイトが改ざん被害、海外オンラインカジノへ誘導 - 拓大
介護サービス事業所変更届を第三者にメール誤送信 - 笠間市
ファイル転送サーバ「SolarWinds Serv-U」に脆弱性 - 「クリティカル」も複数
SonicWall製ファイアウォールにDoS脆弱性 - SSL VPN有効時に影響