Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

福井銀行、約17万件の顧客情報を記録したマイクロフィルムなどを紛失

福井銀行は、45の支店において、約17万件の顧客情報が記録されたコンピュータアウトプットマイクロフィルムおよび紙帳票の紛失が判明したと発表した。

同行によれば、紛失したのは1986年から2004年の間に扱った顧客情報約17万件が記録された内部管理資料で、顧客の氏名、口座番号、預金残高、融資残高などの個人情報が含まれていた。6月29日時点で発見されていないが、内部調査の結果、誤って破棄した可能性が高いという。

同行では、専用の問い合わせ窓口を設置して対応するとともに、再発防止に向け、記録媒体の見直しや文書管理の厳正化を進め、顧客情報の管理について再徹底していくとしている。

(Security NEXT - 2005/06/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

スパム対策機器にゼロデイ攻撃、ディレクトリサーバに横展開 - 慶応大
高齢者調査名簿や調査票が所在不明に - 名古屋市
「MongoDB」に脆弱性「MongoBleed」 - 「PoC」公開、早急に対応を
ボランティア連絡用端末で誤送信、メアドが流出 - 奈良県
寝台列車「TWILIGHT EXPRESS」の乗客情報を消失 - 誤操作か
メール転送エージェント「Exim」に脆弱性 - 「クリティカル」評価も
「Apache NiFi」の「Asana」連携の一部処理にRCE脆弱性
ワークフローツール「n8n」に今月3件目の「クリティカル」脆弱性
先週注目された記事(2025年12月21日〜2025年12月27日)
「IBM API Connect」に認証回避の脆弱性 - 暫定修正を提供