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NTT東日本、「ひかり電話」において119番などに接続できない不具合

NTT東日本は、同社の光IP電話サービス「ひかり電話」において、「110番」や「119番」および「118番」などの緊急機関に発信できない、もしくは別の地域の消防機関に繋がってしまう不具合が発生したと発表した。

同社によれば、サービス提供地域内にある全ての消防機関対応が完了していないまま、サービス提供を開始したためだという。またサービス開始時に、地域にある緊急機関へ繋ぐためのコードを設定する際、人為的ミスで誤ったコードを設定していたため、緊急機関へ接続することができないという事象も発生していた。

緊急機関に接続できない状態は、すでに解消している。同社では再発防止に向けて、全ての設定情報の確認、および今後の提供エリア拡大時における確認体制の強化を実施するとともに、コード設定においてはシステムで自動設定する方法を導入するとしている。

(Security NEXT - 2005/06/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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