Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

サイト改ざんによる感染報告が多数 - トレンドマイクロ5月度レポート

トレンドマイクロは、日本国内における、2005年5月度のコンピュータウイルス感染被害報告件数マンスリーレポートを発表した。

同レポートによれば、5月のウイルス感染被害の総報告数は2310件で、4月の2347件から大きな変化はない。5月に相次いで発生した、不正アクセスによるサイト改ざん事件に伴い、該当のページにアクセスしたと見られるユーザーから、2位の「TROJ_DELF」など不正プログラムの感染報告が寄せられた。

また、1位の「JAVA_BYTEVER.A」もウェブページを経由して感染するウイルスで、セキュリティホールを悪用して活動する。一方で、BOT系不正プログラムも継続して亜種が発生していることから、セキュリティホール対策の徹底が重要だとしている。

(Security NEXT - 2005/06/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

SAP、月例パッチで脆弱性15件を修正 - 「クリティカル」も
非常用個人情報を電車に置き忘れ、車庫で回収 - 静岡市
AppleやGladinet製品の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「iOS」にアップデート - 「WebKit」のゼロデイ脆弱性2件など修正
複数サーバやPCがランサム被害、影響など調査 - 三晃空調
ConnectWise「ScreenConnect」のサーバコンポーネントに脆弱性
「Node.js」のアップデート、公開を延期 - 週内にリリース予定
「macOS Tahoe 26.2」で脆弱性47件を修正 - 「Safari」も更新
「制御システムセキュリティカンファレンス2026」を2月に都内で開催
高校部活体験会申込フォームで個人情報が閲覧可能に - 群馬県