Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

九州三菱ふそう、顧客情報が記載された内部資料が車上荒らしの被害に

九州三菱ふそう自動車販売は、5月18日に社員が帰宅途中車上荒らしに遭い、88件の顧客情報が記載された内部資料などを紛失したと発表した。

同社によれば、社員が19時過ぎに前原市内の駐車場に通勤車を停めて、21時過ぎに戻ったところ、運転席側の後部窓ガラスが割られており、後部座席の足元に置いていた鞄が盗まれていたという。鞄には、88件の顧客情報が記載された内部資料と顧客の名刺1枚が入っていた。

事件発覚後ただちに盗難届を提出したが、5月24日時点では発見されていない。同社では、紛失の被害に遭った顧客に対して事実説明を行い謝罪。顧客情報の取扱いに関する従業員への教育を再徹底し、再発防止に努めるとしている。

(Security NEXT - 2005/05/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「React」脆弱性、実証コード公開 - 悪用リスクが上昇
サイバー攻撃で顧客管理システムのPWが流出 - 車検チェーン店
放課後児童クラブでメール誤送信 - 個人情報印刷時に第三者へ
5支店で個人情報含む伝票を紛失、誤廃棄の可能性 - 興能信金
サポート詐欺で遠隔操作ツールをインストール - 和歌山の休日診療所
「GitLab」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
2026年1月開催の「JSAC2026」、参加登録がスタート
「Chrome 143」を公開 - 重要度「高」4件含む脆弱性13件に対応
「Next.js」にセキュリティアップデート - 「React」脆弱性が影響
「Apache HTTPD」にアップデート - 脆弱性5件を解消