Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

個人情報で惑わす悪質なフィッシング詐欺が登場

米国のセキュリティベンダーであるCyotaは、個人情報を利用する悪質なフィッシング詐欺を確認したとして、警告を発している。

この新手のフィッシング詐欺では、従来の無差別にスパムメールを送付する方法ではなく、盗み出した個人情報を利用し、銀行からの個人宛のメールを装い、さらに特定の金融機関名や、個人情報をメール内に記載することで、ユーザーを心理的に油断させ、金融機関への登録情報など、より再販価値が高い個人情報を盗みだすという。

同社では、銀行からのメールに関しても直接クリックするのではなく、直接ウェブサイトへアクセスするよう警告を発している。

(Security NEXT - 2005/05/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

子会社元従業員、ネットバンク経由で3.5億円を横領 - ホッカンHD
クラウド保存した進路アンケートが生徒からも閲覧可能に - 都立中等学校
「PuTTY」に脆弱性、「WinSCP」「FileZilla」なども影響 - 対象の旧鍵ペアは無効化を
Ivanti製モバイル管理製品「Avalanche」に深刻な脆弱性 - 一部PoCが公開済み
2024年1Q、フィッシングサイトが増加 - サイト改ざんやスキャン行為は減少
サードパーティ製ソフトに起因する脆弱性7件を修正 - Atlassian
先週注目された記事(2024年4月14日〜2024年4月20日)
「MS Edge 124」がリリース、脆弱性17件を修正
「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
メールの誤送信で学生のメアドが流出 - 都住宅供給公社