Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

広島銀行、2支店で個人情報が記載された書類を別の顧客に誤交付

広島銀行は、山口県と広島県の2支店において、個人情報が記載されている総合振込明細票を、誤って別の顧客に交付したと発表した。

同行によれば、5月2日、山口県内の支店において、個人の顧客18件を含む20件の顧客情報が記載された総合振込明細票を、誤って別の顧客に交付した。同明細票には、依頼人および受取人の氏名や口座番号などが記載されていた。

また5月11日にも、広島県内の支店において同様の誤交付が発生した。明細票には、個人の顧客1件を含む15件の顧客情報が記載されていた。いずれの明細票も、ただちに返却されたという。誤交付の被害に遭った顧客に対しては、すでにお詫びを行った。同行では再発防止に向けて、顧客情報の取扱いに関する基本事項を再徹底するとしている。

(Security NEXT - 2005/05/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

KDDIとNEC、セキュリティ分野で合弁会社United Cyber Forceを設立
マルウェアの挙動をリアルタイム監視するOSSを公開 - JPCERT/CC
小学校児童の画像を含むカメラとメモリが所在不明 - 名古屋市
「Apache Causeway」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
行政相談のメモを一時紛失、相談員宅で見つかる - 総務省
「バンダイCH」で個人情報流出の可能性 - ランサム被害は否定
動画配信「バンダイCH」が一時停止 - 「意図せぬ退会」発生
「FortiOS」に3件の脆弱性 - アップデートで修正
米当局、「Chromium」ゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 派生ブラウザも警戒を
「Monsta FTP」に深刻な脆弱性 - 8月のアップデートで修正済み