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東邦薬品とNTTコム、医療機関向けにセキュリティ対策サービス

東邦薬品とエヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズは、医療機関、調剤薬局向けの情報セキュリティ対策サービスの提供で協力すると発表した。

「e-文書法」の施行により、医療機関や調剤薬局は、カルテや調剤情報、薬歴など患者の個人情報を、電子データで保管できるようになった。それにより、電子保管された個人情報を、紛失や漏洩といったリスクから守るための対策が求められるようになった。

そのため両社では、こうした個人情報を紛失、漏洩、破壊の危険から守り長期に保管するための「重要情報管理サービス」の提供に向け、2005年5月1日より共同で実証実験を行う。今後は、ウィルス対策、不正アクセス対策など、医薬業界向けの各種情報セキュリティ対策サービスの開発、提供で協力していくとしている。

(Security NEXT - 2005/04/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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