Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

東邦薬品とNTTコム、医療機関向けにセキュリティ対策サービス

東邦薬品とエヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズは、医療機関、調剤薬局向けの情報セキュリティ対策サービスの提供で協力すると発表した。

「e-文書法」の施行により、医療機関や調剤薬局は、カルテや調剤情報、薬歴など患者の個人情報を、電子データで保管できるようになった。それにより、電子保管された個人情報を、紛失や漏洩といったリスクから守るための対策が求められるようになった。

そのため両社では、こうした個人情報を紛失、漏洩、破壊の危険から守り長期に保管するための「重要情報管理サービス」の提供に向け、2005年5月1日より共同で実証実験を行う。今後は、ウィルス対策、不正アクセス対策など、医薬業界向けの各種情報セキュリティ対策サービスの開発、提供で協力していくとしている。

(Security NEXT - 2005/04/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

地域電子商品券「はばタンPay+」サイトで不具合、個人情報流出 - 兵庫県
買収予定関係者に個人情報含む用地実測図を誤送信 - 新潟県
業務用PCを紛失、賃借人の個人情報含む可能性 - コロンビア・ワークス
証明書発行システムがランサム被害、影響など調査 - 流通経済大
ベンダー設定ミスでFW機能不全、直後ランサム被害 - アクリーティブ
9月のフィッシング、報告が22万件超 - 悪用ブランド過去最多
政府、豪主導の「防御可能なアーキテクチャ」国際ガイダンスに署名
前月の更新で「Bamboo」「Jira」など脆弱性14件を修正 - Atlassian
シークレット管理ツール「HashiCorp Vault」に複数の脆弱性
アイ・オー製NAS管理アプリに権限昇格の脆弱性