Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

東京入管、個人情報入りパソコン紛失届け出ず

東京入管成田空港支局において個人情報が保存されたコンピュータ1台が半年以上前に盗難に遭っていたことが明らかとなった。退去強制手続きになった外国人の情報などが記録されていたという。

今年4月19日に盗難被害に遭ったもので、保存されていた個人情報は約300件で、国籍、氏名、生年月日で、容疑や供述した内容なども含まれていた。パソコンのあった部屋は、パスワードがないと入れない場所に保存されていたため、内部犯行の可能性が高いという。

被害届は今月1日に届けられたが、実際の被害から半年以上経過していた。一部報道によれば、法務省への報告もなかったという。

(Security NEXT - 2004/12/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

外部からの攻撃でシステム障害、一部授業に影響 - 中村学園大
8月のDDoS攻撃件数、前月比1.3倍 - 50Gbps超の攻撃も
「VMware Aria Operations」や「VMware Tools」に脆弱性 - 修正版を公開
Doxense製プリントサーバ管理ソフト「Watchdoc」に深刻な脆弱性
構成管理ツール「Chef Automate」に深刻な脆弱性 - 9月初旬に修正
「Rancher Manager」に脆弱性 - フィッシング悪用や情報漏洩のおそれ
メールセキュ製品「Libraesva ESG」に脆弱性 - すでに悪用も、国家関与か
仮想化基盤「vCenter Server」「NSX」に脆弱性 - アップデートが公開
小学校で指導要録の一部紛失、保存区分取り違え誤廃棄か - 西宮市
ネットバンク不正送金被害が大幅減 - 平均被害額は高水準