Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

2003年のウイルス被害総額は3025億円 - IPA発表

情報処理推進機構(IPA)は、国内外におけるコンピュータウイルスの被害状況について調査を実施し、結果を公表した。国内被害総額は3025億円だった。

同調査は、全国の4000事業所、およびび1000自治体を調査対象として実施された。IPAでは、1989 年度より毎年実施しており、今回で15回目となる。

調査によれば、22.2%がウイルスに感染経験があるとしており、47.4%も感染には至らなかったが、ウイルスと遭遇している。被害総額は3025億円で、2002年の4400億円から1300億円縮小した。今回の縮小についてIPAではウイルス対策の結果としている。

(Security NEXT - 2004/04/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「MS Edge」にアップデート - 「V8」の脆弱性を解消
サカタのタネにサイバー攻撃 - 侵入痕跡を確認
「IBM AIX」のNIM関連機能に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
先週注目された記事(2025年11月9日〜2025年11月15日)
米当局、「FortiWeb」の脆弱性悪用に注意喚起
「FortiWeb」に深刻な脆弱性 - すでに攻撃も
アスクル子会社の受託物流サービス、取引先情報流出の可能性
「ぶちエコサポーター」研修会の参加者宛メールで誤送信 - 山口県
誤って資料を持ち帰り紛失、住民が商業施設で拾得 - 新潟県
従業員個人PCがマルウェア感染、業務用認証情報が流出 - QUICK