サイバートラスト、「セキュアIoTプラットフォーム」事業を強化 - ラックとの資本提携も
サイバートラスト代表取締役社長の阿多親市氏
サイバートラストは、「セキュアIoTプラットフォーム」の事業強化に向けて、ラックおよびユビキタスと提携した。
「セキュアIoTプラットフォーム」は、従来の認証事業にくわえ、10月1日に合併したミラクル・リナックスの組込技術などを活用。
公開鍵基盤によるなりすましの防止や、通信の暗号化、改ざんの防止などのシステム基盤を提供するほか、IoT機器における半導体の設計段階から廃棄処分までを見据えたライフサイクルについて、コンサルティングサービスを展開する。
エコシステムの構築を目指しており、国内外のパートナー10社との協業などを通じて展開を加速させる。
パートナー10社が一堂に会した事業戦略発表会の様子
そのなかの1社であるラックとは、IoTセキュリティの事業推進を目的に資本および技術面で提携。
ラックが同社株式の6.34%を取得するとともに、ラック常務執行役員の齋藤理氏が同社の取締役に就任した。
またIoT機器向け脆弱性診断サービスの提供に向けて、ソフトウェア開発分野でノウハウを持つユビキタスと協業。従来の通信における脆弱性や、認証メカニズムの脆弱性診断にくわえ、ファームウェアやハードウェアにも対応した診断サービスを2018年春に展開したい考え。
(Security NEXT - 2017/10/25 )
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