個人情報漏洩件数は51万件 - ジャパネット内部調査
ジャパネットたかたは、個人情報漏洩事件の調査結果を公表した。漏洩件数は51万3940件としている。
漏洩していた情報は、1994年5月から1998年7月までに同社より商品を購入した顧客データ。流出項目は、氏名、住所、生年月日、性別、電話番号。一部顧客は、職業、勤務先に関する情報、住居の種別などが含まれていた。クレジットカード、購入履歴は含まれていない。
犯行に関わった書類送検された元従業員2名は書類送検となった。しかし、時効が成立しているという。
警察の調査によれば、1998年2月ごろにダイレクトメール作成目的で抽出を行った、顧客情報約40万人分の入った業務用磁気テープを、当時の発注先印刷会社に不当に指示、容易に流出可能な記録メディアへコピー変換させていた。
同社では、捜査上の問題で公表できなかったという。関係する顧客へは書面にて報告、謝罪するとしている。
(Security NEXT - 2004/10/07 )
ツイート
PR
関連記事
ビジネスプランコンテストの応募システムに不備、改修時に発生 - 日本政策金融公庫
バッファロー製NAS用ユーティリティに権限昇格の脆弱性
「7-Zip」のzipファイル処理に脆弱性 - 7月公開の新版で修正済み
認証フレームワーク「Better Auth」に深刻な脆弱性 - 修正版が公開
「Oracle E-Business Suite」に脆弱性 - 今月2度目の定例外アラート
「Elastic Cloud Enterprise」に深刻な脆弱性 - アップデートやIoCを公開
先週注目された記事(2025年10月5日〜2025年10月11日)
「再配達にはサービス料」、クレカ情報など狙う偽日本郵便に注意
健康靴の通販サイト、個人情報流出の可能性
個人情報含む国勢調査世帯一覧を紛失 - 荒尾市