産総研と住友電工、自動車や工場などのセキュリティ研究で連携
産業技術総合研究所と住友電気工業は、セキュリティの共同研究室を設立した。
産総研情報技術研究部門内に「住友電工‐産総研 サイバーセキュリティ連携研究室」を設置したもの。関西センターを拠点として活動を展開する。
同研究室では、IoT環境などネットワーク接続機器におけるサイバー攻撃への対策技術をテーマに研究開発を推進。また研究を通じて、セキュリティ人材の育成にも注力していくという。
具体的には、産総研の暗号技術、組み込みシステム高信頼化技術など、セキュリティ技術を住友電工のインフラや産業システム、自動車および交通関連機器などの技術に応用。コネクテッドカーやスマートファクトリーの実証実験を進め、実用化を目指す。
(Security NEXT - 2016/06/02 )
ツイート
PR
関連記事
セイコーエプソン製プリンタドライバに脆弱性 - 日本語以外の環境に影響
若年層向け人材育成ハッカソン「SecHack365」、参加者募集を開始
ASUS製ルータの脆弱性、ベンダー発表以上に高リスク - 国内外で被害拡大
CVEプログラム継続決定 - 停止時はどんな影響が想定されたのか?
1Qは「JVN iPedia」に8844件登録 - 「NVD」公開増加が影響
6月に「サイバー防衛シンポジウム熱海」 - 柔軟で先進的な対策を議論
Google、「Chrome」のアップデートを公開 - 2件の修正を実施
「ZendTo」旧版に深刻な脆弱性 - 4年越しにCVE採番
化粧品メーカーがサイト改ざん被害 - マルウェアDLのおそれ
「Apache Tomcat」の脆弱性狙う攻撃に警戒を - 米当局が注意喚起