「TeslaCrypt v1」から「同v4」まで対応した無償復号ツール
露Kaspersky Labは、無償で提供しているランサムウェア対策ツール「RakhniDecryptor」をバージョンアップし、「TeslaCrypt」の復号化機能を強化した。
「RakhniDecryptor」は、ランサムウェア「Rakhni」の復号化ツールとして提供されていたもので、同社サイトより入手することができる。
従来よりランサムウェア「TeslaCrypt v1」「同v2」へ対応していたが、「TeslaCrypt」の関係者よりマスターキーが公開されたことを受け、バージョンアップを実施。「RakhniDecryptor 1.15.10.0」より、あらたに「TeslaCrypt v3」「同v4」へ対応した。
同社では、同ツール以外にも、ランサムウェアである「Rannoh」や「CryptXXX」に対応した「RannohDecryptor」なども公開している。
(Security NEXT - 2016/05/25 )
ツイート
PR
関連記事
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
サーバがランサム被害、情報流出など影響を調査 - サンエイ
まもなくGWの長期休暇 - セキュリティ対策の確認を
先週注目された記事(2025年4月13日〜2025年4月19日)
サーバがランサム感染、取引先情報が流出の可能性 - 無線通信機器メーカー
ランサムウェア対応を学べる無償教材 - 実被害事例を参考に構成
海外子会社がランサム被害、情報流出など影響を調査 - ローツェ
海外グループ会社にランサム攻撃、情報流出の可能性 - TOPPAN
基幹システムがランサム被害、リモートデスクトップ経由か - 美容関連商社