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国内最大のカード決済ネットワークで一時障害 - 現在は復旧

クレジットカードやデビットカードなどの決済サービスを提供するNTTデータの「CAFISシステム」において9月5日に一時障害が発生した。現在は復旧している。

同社によれば、「CAFIS(Credit And Finance Information System)サービス」において処理を振り分ける「FEPサーバ」がダウンしたもの。2015年9月5日16時過ぎから17時半過ぎにかけて約1時間半にわたり、一部で取り引きができない状態となった。

同システムにおいてハードウェアが不安定な状態となり、不安定な動作を制御するミドルウェアでも制御しきれずサーバがダウン。同社では障害発生後にサーバの切り替えを実施し、現在は正常に処理できる状態へ復旧している。

CAFISは、クレジットカードの与信照会などを提供するサービス。加盟店とクレジットカード会社や金融機関の決済サーバを中継しており、決済処理の件数は1日あたり1000万件超にのぼるという。災害やシステムトラブル対策として、東京と大阪にセンターを分散配置しているほか、接続回線など冗長構成を取っている。

(Security NEXT - 2015/09/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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