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Apple、Yosemite向けに「Security Update 2015-003」を公開

Appleは、同社OS「OS X Yosemite v10.10.2」向けに、セキュリティアップデート「Security Update 2015-003」を公開した。3月9日に公開したアップデートへ修正が追加されている。

同社では、3月9日に「OS X Yosemite 10.10.2」「OS X Mavericks 10.9.5」「OS X Mountain Lion 10.8.5」向けとして「Security Update 2015-002」を公開しているが、今回「OS X Yosemite v10.10.2」におけるあらたな修正を追加し、「Security Update 2015-003」として公開したもの。

今回のアップデートでは、「iCloud Keychain」」においてコード実行が行われるおそれがある脆弱性「CVE-2015-1065」を解消した。また「CVE-2015-1061」をはじめ、「FREAK」の脆弱性「CVE-2015-1067」など、「Security Update 2015-002」と同様の内容も含まれる。

(Security NEXT - 2015/03/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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