OpenSSL、「FREAK」の脆弱性について重要度を引き上げ
OpenSSL Projectは、複数の脆弱性を修正するアップデートの公開にあわせ、「FREAK」の脆弱性について重要度を引き上げた。
今回深刻度を変更したのは、「FREAK」として注目を浴びた脆弱性「CVE-2015-0204」。SSL接続において脆弱な暗号にダウングレードする脆弱性で、同プロジェクトでは1月8日に修正している。
同プロジェクトでは、公開当初、脆弱性が中間者攻撃(MITM)のみ影響を受けるもので、脆弱な暗号をサポートしている環境が限定的であると判断。重要度を「低」としていたが、一般的な問題であることが判明したとして、今回「高」に引き上げた。
(Security NEXT - 2015/03/20 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
分散トランザクション管理ツール「Apache Seata」に脆弱性
「Kubernetes」マルチテナント管理ツール「Capsule」に深刻な脆弱性
Google、「Chrome 139」をリリース - AIが発見した脆弱性を修正
「Firefox 142」を公開 - 9件の脆弱性を解消
「VMware Tanzu for Valkey」の脆弱性を修正 - 「クリティカル」も
「PostgreSQL」にセキュリティアップデート - 「13系」は11月にEOL
米当局、「Trend Micro Apex One」に対する脆弱性攻撃に注意喚起
「Flowise」に深刻な脆弱性、パッチは未提供 - PoCが公開
「Microsoft Edge」にアップデート - 脆弱性5件を解消
「Trend Micro Apex One」ゼロデイ脆弱性の修正パッチが公開