Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

会員カード申込者の個人情報が電車内で盗難に - ネクストジャパン

ネクストジャパンは、4月27日に会員カード申込者の個人情報9万3246件が記録された業務用パソコンが、電車内で盗難に遭ったと発表した。

盗難に遭ったパソコンに保存されていたのは、同社が運営するアミューズメント施設「JJ CLUB100」のクレジット機能付き会員カードに申し込んだ顧客9万3246名分の個人情報。氏名、住所、電話番号などが含まれている。

同社社員が出勤途中の電車内において、鞄ごと盗まれたもので、被害届を提出するとともに付近の捜索などを実施したという。盗まれたパソコンには、パスワードなど複数のセキュリティ対策を講じており、同社では「流用することは事実上不可能」としている。

同社では、該当する顧客に対し個別に説明と謝罪をする。今後は個人情報の取り扱いに関する内部監査を強化して、再発防止に取り組むとしている。

(Security NEXT - 2006/05/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

イベント案内メールで誤送信、参加者のメアド流出 - 氷見市
サンプルコードなどの既知シークレット流用、サイト侵害の原因に
米当局、「WSUS」脆弱性で対象サーバの特定や侵害監視を呼びかけ
従業員アカウントが不正利用、フィッシング踏み台に - 常石G
通信機器経由でサイバー攻撃、侵害サーバに顧客情報 - 日本プラスト
海外グループ会社でインシデント、影響を調査 - 電通グループ
2月に「セキュキャン2026フォーラム」開催 - 活動成果を募集
「CSIRTスタータキット」の改訂版を公開 - 日本シーサート協議会
柏崎刈羽原発説明会の情報公開文書でマスキング漏れ - 新潟県
「Kea DHCP」にサービス拒否の脆弱性 - アップデートが公開